婚活

経緯の続きです。

結婚相談所の利用も視野に入れつつ、変わらず婚活パーティに参加していました。そして最後に行った婚活パーティーに、その日は結婚相談所の方が来ていらっしゃいました。その方と出会ってしまったが為に入会を決心してしまったようなものです。

 

私が女性と話していない空いた時間にその方と話す機会がございました。勧誘でもされるのかなと少し警戒していましたが、そのような素振りはなくまず最初に「今日参加してる方の中で一番カッコいいですよ!私の推しです」とおっしゃってくださいました。

私はありがとうございますと言いつつも警戒しました。ここから勧誘が始まるのではないかと・・。しかしそこからは今までの活動や何でうまくいかないか自分なりの考えを話したくらいで、今日のパーティー頑張ってくださいね、応援してますからくらいで終わりました。最後の方に私がそろそろやる気がなくなってきたので今日だめだったらまたやる気が出るまで活動を自粛しようと思ってますと伝えたらそれはダメですよ〜と笑って答えてくれました。

 

正直、私はその時期たて続けに婚活イベントに参加していましたが、うまく行くこともななかったので精神的に疲れていたのも事実でこのイベントが終わったらまたやる気がでるまで充電しようと思ってました。むしろ早く終わんねぇかなぐらい思ってました。20代後半の女性が私に興味持ってくれてたみたいですが、私はその時は早く家に帰りたいと心から願ってました。カップル希望も出さなかったので(1人私に希望出してくれてた人がいたようですが)何事もなく終了して帰るつもりでした。

 

そしてもちろんカップル成立なんてするわけないのでそそくさと帰ろうとした時に、スタッフの皆様の中にいる結婚相談所の方と目が合いました。相談所の方は何か言いたげでしたが私は遮る様に「冬眠します」と笑顔で一言だけ行って立ち去りました。そして、会場を出たくらいの時でした

「○○(私の名字)さん!」

振り向くと相談所の方がいました。

「これでいいんですか!?」

なんだか怒ってます。真剣な表情です。

「このままじゃダメですよ!」

私はキョトンとしてます。

「○○(私の名字)さんは絶対結婚できます!諦めちゃだめです!」

私と相談所の方の様子を帰っていく参加した方々がもの珍しそうに見ています。傍からみたら男女の仲のケンカの様に見えていたでしょう。相談所の方は止まらずに吠え続けています。参加者達はそれを見ながら立ち去っていく。なんか私が悪い事でもしたのかなと思えてきました。と同時に、この人は本気で私の事を心配して言ってくださってるのではないかとも思いました。そう思ってしまったのが結婚相談所への入会へのきっかけになってしまったと思います。

「ちょっとこっち来てください!2分で終わりますから」

私はついて行ってしまいました。

その勧誘に・・・

 

 

つづく

 

たぶん